USER GUIDE
Firescope マニュアル
インストールから日々の運用まで、順番に読めばそのまま使いはじめられるガイドです。 画像はすべて実際のアプリの画面です。
インストール
- ダウンロードから Mac 版の
.dmgを取得します(Apple Silicon / Intel を選べます)。 - ダウンロードした
.dmgを開き、Firescope アイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグします。 - アプリケーションフォルダから Firescope を起動します。
初期設定(言語とテーマ)
はじめて起動すると、4ステップのセットアップ画面が開きます。まずは表示言語を選びます。クリックした瞬間に画面へ反映されるので、迷ったら押して確かめてください。

つぎに見た目のテーマを選びます。Light / Dark をはじめ10種類。こちらもクリックでその場でプレビューされます。

Firestore に接続する
接続には Firebase のサービスアカウント秘密鍵(JSON)を使います。持っていなくても、画面の案内どおりに進めば1分ほどで取得できます。

- 「サービスアカウント設定ページを開く」を押すと、Firebase コンソールの該当ページがブラウザで開きます(場所: プロジェクトの設定 → サービスアカウント)。
- 「新しい秘密鍵の生成」をクリックして JSON をダウンロードします。
- Firescope に戻り、「JSONファイルを選択して接続」からダウンロードした JSON を選びます。複数プロジェクトの JSON をまとめて選択して同時に接続することもできます。
- 接続先の環境(開発 / テスト / ステージング / 本番)を選びます。 サイドバーで色付きのラベルとして表示され、安全ガードの強さもこのラベルで決まります。
データを見る
サイドバーの接続を開いてコレクションをクリックすると、ドキュメントが表で表示されます。各列のヘッダーには型バッジ(string / int / time など)が付くので、データの形がひと目でわかります。

- 行をクリックすると、右パネルにドキュメントの全フィールドが表示されます。
- 並び替え・表示件数・グループ検索(コレクショングループ)はツールバーから変更できます。
- 読み取り件数はステータスバーに常時表示されます(課金の目安に)。
⌘P コレクション名で横断ジャンプ
⌘K ドキュメントIDで横断検索
⌘F サイドバーのコレクション検索へフォーカス
タブとグループ
コレクションを右クリック →「新しいタブで表示」で、ブラウザのようにタブを増やせます。タブは Chrome のようにグループへまとめられます。

- タブを右クリック →「新しいグループに追加」でグループを作成。名前と色を付けられます。
- グループのチップをクリックすると折りたたみ/展開。
- タブのダブルクリックで名前と背景色を変更できます。
- ドラッグ&ドロップで並べ替え・グループへの出し入れができます。
- タブの状態は再起動後も復元されます(設定でOFFにできます)。
分割ビュー
コレクションを右クリック →「右に分割して表示」で、2つのコレクションを左右に並べられます。マスタとトランザクションの突き合わせに便利です。

- サイドバーからコレクションを画面の左右端へドラッグしても分割できます。
- ペインのチップをドラッグすると、左右の入れ替えや新しいタブへの取り出しができます。
- 分割状態はタブごとに保持されます。
データを編集する
セルをダブルクリックするとその場で編集できます。Enter で確定、Esc でキャンセル。 int や timestamp などの型は保たれたまま書き込まれます。

すべての書き込みは安全パイプラインを通ります:
- 確認 — 環境ラベル × 操作の危険度に応じたダイアログが出ます。本番の破壊的操作はプロジェクトIDのタイプ入力が必要です。
- 自動バックアップ — 影響を受けるドキュメントが実行前にスナップショットされます。
- 実行 — 書き込みが行われます。
- 操作ログ — 成否を問わず記録されます(下部バーの「操作ログ」から確認)。
バックアップと復元
破壊的操作の直前に取られたスナップショットは、下部バーの「バックアップ」にたまっています。選ぶと復元プレビューが開き、再作成 / 上書き / 変更なしの差分を確認してから復元できます。

- ⌘Z(またはサイドバーの ↩︎ アイコン)で直近の書き込みをすぐ復元できます。
- スナップショットは世代上限を超えると古いものから消えます。残したいものはピン留め 📌 してください。
コンソール
サイドバーの「コンソール」では、firebase-admin 風の JavaScript でクエリを書けます。⌘Enter で実行すると、結果が型注釈つきの表で表示されます。

const snap = await db.collection('orders')
.where('status', '==', 'paid')
.orderBy('amount', 'desc')
.limit(20)
.get();
return snap.docs.map((d) => ({ id: d.id, ...d.data() }));- マウス派にはビジュアルビルダー(取得 / 更新 / 作成 / 削除)もあります。組んだ条件は「コードに反映」でJSに変換できます。
- 書き込みを含むコードはドライラン → 書き込みプレビュー → 適用の順で実行されるので、いきなりデータが変わることはありません。
- join(結合)表示にも対応しています。
CSV 入出力
エクスポート
コレクションのツールバーの「CSV出力」を押すと、いま表示しているクエリ結果(フィルタ・並び替え反映済み)をCSVに保存できます。ヘッダーに型注釈が付くので、あとで再インポートしても型が崩れません。
インポート

- ツールバーの「インポート」→ CSVファイルを選択します(Shift_JIS も自動判定)。
- 列ごとの型と、モード(upsert / 新規のみ / 更新のみ)を確認します。
- 「件数を確認」で新規・上書きの件数をプレビュー。
- 「インポート実行」→ 確認ダイアログを経て取り込まれます。上書き分は実行前に自動バックアップされます。
料金とライセンス
- 初回起動から 14日間はトライアルとして全機能を使えます。登録も支払い情報も不要です。
- 期限が切れても、データの閲覧は引き続き無料で使えます。
- 購入はアプリ内から:右下の ⚙ 設定 → ライセンスでプラン(Pro / TEAM、月額 / 年間)を選ぶと、ブラウザで Stripe の決済ページが開きます。決済が終わるとアプリが自動でライセンスを有効化します。
- 別の Mac へ移るときは、旧マシンで「ライセンスを解除」してから新マシンでアクティベートしてください。
プランの詳細は料金ページをご覧ください。
よくある質問
- 接続できない / 「認証に失敗しました」と出る
- JSON が対象プロジェクトのサービスアカウント鍵か確認してください。鍵を作り直した場合は、古い接続を切断して新しい JSON で接続し直すのが確実です。
- データはどこかに送信されますか?
- いいえ。Firescope はあなたの Mac から Firestore に直接アクセスします。鍵もデータも外部のサーバーには送信されません。
- 「本番ガード」って何をしてくれるの?
- 接続の環境ラベルと操作の危険度に応じて、確認の強さを自動で変えるしくみです。たとえば本番でのコレクション削除は、プロジェクトIDを手で入力しないと実行できません。UI の注意書きではなくアプリの中核(メインプロセス)で検証しているため、うっかりでは突破できません。
- Windows 版はありますか?
- 現在開発中です。リリースは更新履歴でお知らせします。
- 言語を追加できますか?
- はい。設定 → 言語から言語パック(JSON)を書き出して翻訳し、取り込むことで任意の言語を追加できます。